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中学生のみなさんにとって音楽がわかること、試験やテストのサポートをすることがこのブログの目的です。基本のチェックや試験勉強の点検に利用できますい。一般の方にも使えるようにしています。なお、内容に関して一切の責任はとれません。
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越天楽は日本の雅楽の曲のひとつです。雅楽は次の3つの形態があります。
*管弦(かんげん)…合奏だけのもの
*舞楽(ぶがく)…合奏に舞がついているもの。器楽は伴奏にあたります。雅楽として伝わるものの主要なものです。
*歌物(うたもの)…合奏に歌がついているもの。器楽は伴奏に当たります。
雅楽には大きく分けて3つあります。
*神楽歌(かぐらうた)や東歌(あずまうた)のように日本に古くから伝わっている曲
*中国大陸や朝鮮半島から日本に伝わってきた音楽に、日本の音楽が融合してできた舞楽である左舞(さまい、唐舞)や右舞(うまい、高麗舞)
*平安時代に日本で作られた催馬楽(さいばら)や朗詠(ろうえい)など
雅楽は呂音階と律音階の曲があります。呂音階から律音階が日本でできました。したがって雅楽の多くは律音階です。
今回習った曲の越天楽は、雅楽のうち舞を伴わない管弦で、楽器の演奏だけからなります。この曲は律音階の曲です。演奏が進むにつれてテンポが速くなるのが特徴です。雅楽には和音が自然でない不協和音が多いのも特色です。
雅楽で使う楽器には3種類あります。
*管楽器…笙(しょう)、竜笛(りゅうてき)、篳篥(ひちりき)
*弦楽器…箏(そう)、琵琶(びわ)
*打楽器…太鼓(たいこ)、鉦鼓(しょうこ)、鞨鼓(かっこ)
なかでも竜笛と篳篥が主旋律を受け持ちます。