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中学生のみなさんにとって音楽がわかること、試験やテストのサポートをすることがこのブログの目的です。基本のチェックや試験勉強の点検に利用できますい。一般の方にも使えるようにしています。なお、内容に関して一切の責任はとれません。
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今日は「ドナドナ」についてです。
「ドナドナ」はウクライナで生まれたユダヤ系のアメリカ人のS.セクンダが1938年に作った曲です。教科書の日本語の作詞は、安井かずみによるものです。
子牛との別れを歌う歌です。ドナドナとは牛を追うときの掛け声だそうです。この曲は1分間に二分音符を48~52打つ速さで歌われます。
2分の2拍子の曲です。ホ短調から途中でト短調に変わり、最後の方で再びホ短調に戻ります。このように曲の途中で調が変わることを転調といいます。そしてホ短調とト長調のように、同じ譜号同士の短調と長調の変化の場合には、平行調への転調といいます。
いずれの調もシャープ(♯)が1つ五線譜上にあります。ホ短調は主音のラがホ音になります。それに対してト長調は主音のドがト音になります。
短調の部分は暗い感じがします。それに対して長調の部分は短調に比べて明るい感じがします。このように転調が起こることで曲に変化が起こり、味わい深くなります。
曲に出てくるダ・カーポとははじめにもどるという意味です。コーダとは結びの意味です。
この曲は混声三部合唱です。女声がソプラノとアルト、もうひとつは男声です。したがって3つの旋律が存在します。女声の2つはト音記号の五線譜上に表します。それに対して男声のパートはヘ音記号の付く五線譜で表します。