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「サンタルチア」は、イタリアの南のほうにあるナポリの民謡です。
 
こうしたナポリの歌のことをカンツォーネといいます。他に代表的なカンツォーネとして、「帰れソレントへ」、「フニクリ フニクラ」、「オ ソーレ ミオ」などがあります。



「サンタルチア」は変ロ長調の曲です。したがって、五線譜には調号の♭が第3、第4線の位置に1つずつ、合計2つつきます。つまりこれらの位置(へ音)が半音下がることになります。主音は変ロ音になります。



長調の曲は、よく曲の終わりがドの音で終わることが多いです。この曲もそうです。ちなみに短調の曲の場合にはラで終わることが多いです。




「サンタルチア」は、8分の3拍子です。したがって1小節あたり八分音符(♪)が3拍あることになります。「強、弱、弱、・・・」という拍になります。





「サンタルチア」は、♪=96~104の速さで演奏されます。これは八分音符で1分間あたり96~104回の拍を打つ速さです。



この曲に使われている音符について説明します。16分音符は、八分音符の半分の長さになります。



この曲を歌うときには、曲想や声の音色のイメージをつかむ必要があります。そして音の強弱から、めりはりをつけて明るく歌います。



「サンタルチア」は、独唱の曲です。この曲はテノール(男声の1種)で歌われます。



この曲は二部形式の曲です。したがってA,B2つの大楽節からなります。大楽節1つは2つの小楽節(aa'あるいはbb')からなります。したがってこの曲の形式はA(aa')B(bb')と書き表すことができます。



詞のなかにある語について解説します。「サンタルチア」とは聖ルチアのことで、ナポリの船員たちを航海で守る守り神です。



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