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中学生のみなさんにとって音楽がわかること、試験やテストのサポートをすることがこのブログの目的です。基本のチェックや試験勉強の点検に利用できますい。一般の方にも使えるようにしています。なお、内容に関して一切の責任はとれません。
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卒業式のシーズンが近づいてきています。そこで「蛍の光」の曲を説明します。
この曲はもとになっている曲は「オールド・ラング・サイン 」というスコットランド民謡として知られています。スコットランド地方では、お祝い事(年始め、誕生日や披露宴)で歌われています。一方、日本では歌詞の趣が変わり、別れのときに歌う歌になっているようです。日本語の作詞は、稲垣千頴(ちかい)によるものです。教科書のように編曲したのは市川都志春です。
日本語の歌詞を作詞した稲垣千頴 は、教育学者としても知られる作詞家でした。この時代の日本の歌の歌詞をいくつか作詞しました。「蝶々」の歌詞の2番も彼が作詞したとされています。
この曲はヘ長調です。調号は♭が1つつきます。ヘ音が主音になります。
この曲は4分の4拍子の曲です。したがって1小節あたり四分音符(♩)で4拍分あることになります。♩=80~88のテンポで歌います。これは1分間に♩を80回から88回打つはやさです。
楽譜が手元にある方はご覧ください。第一小節が4分音符ひとつで始まっています。したがってご覧にいただいたように弱起の曲です。
「蛍の光」は三部合唱の曲です。ト音記号の付いた楽譜の方が女声2部、ヘ音記号の楽譜のほうが男声1部です。
4段で楽譜が書いてあるとよくわかりますが、各段のはじまり3小節はよく似たリズムです。音もよく似ています。
この曲の歌詞は古い日本語ですので、今とは異なる言葉が多く使われています。
とまるも行くも・・・いる人も去っていく人も
かぎりとて・・・今日をかぎりにして
かたみに・・・おたがいに
さきとばかり・・・しあわせであるようにと
ちよろずの・・・たくさんの
こころのはし・・・おもいの中のごくわずかなこと